「不動産投資に資格は必要ですか？」

不動産投資をはじめたい方によく質問されます。

答えは、NO！
不動産投資に特別な資格は必要ありません。

では、不動産投資には一体何が必要なのでしょうか？

この記事では、不動産投資を成功させるために必要な3つのスキルをお伝えしています。不動産投資に成功している私の実体験を元に話をしていますので、参考にしてください。

不動産投資とは

利益を得ることを目的として不動産に投資することです。

購入した不動産を第三者に貸し出して家賃収入を得たり、購入した物件の価値が上がったときに売却し、その差額で利益を得ることを言います。

比較的、低リスクで長期的に安定した収入を得られ、節税効果も期待できるため、近年では働きながら不動産投資を始める方も増えています。

不動産投資に資格は必要ない

結論から言うと、不動産投資に資格は必要ありません。

私自身、不動産投資に必要と言われている以下の資格を持ってはいます。

管理業務主任者

「管理業務主任者」とは、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格者のこと。

「管理業務主任者」となるには、管理業務主任者試験に合格し、国土交通大臣の資格登録を受け、管理業務主任者証の交付を受けることが必要です。
また、５年ごとの更新が必要になります。

宅地建物取引士

「宅地建物取引士」とは不動産取引の専門家を示す国家資格者のこと。
不動産取引の際にお客様に重要事項を説明することができるのは宅地建物取引士のみです。

「宅地建物取引士」として働くには、国家資格の宅建試験に合格し、受験した都道府県で登録申請を行い、宅地建物取引士証の交付を受けることが必要。
また、５年ごとの更新が必要になります。

相続診断士

相続診断士とは、相続診断協会(JiDA)という団体が試験を実施する民間の資格。

試験に合格すれば、相続に関する基本的な知識を持っていると相続診断協会から認定されて「相続診断士」と名乗ることができます。

しかし、これらの資格よりもマンションの管理会社で働いていた実務経験の方が活きています。

これから不動産投資を始めたい方は、無理に資格を取得するよりも、簿記や減価償却など税金の勉強をしたり、基本的な経営の知識を身に付けた方が、役に立つことは間違いないでしょう。

資格を取得したからといって必ずしも不動産投資に成功できるわけではありません

不動産投資に必要な3つのスキル

「誰でも不動産投資で成功できるのか」と言われたらそうではありません。

不動産投資で成功するためには、今からご紹介する3つのスキルを磨いていく必要があります。

1,相場観

不動産投資で利益を出すためには、相場以下の価格帯で物件を購入する必要があります。

そのためには、土地の利回りや値段の相場観を把握することが大切です。

相場観が身に付けば、不動産投資で失敗するリスクを減らすことができます。

利回り

一定の元金からいくらの利益が出るかを示す数値。
「利回り（％）＝年間家賃収入÷物件価格×100」と計算します。

しかし、不動産投資の相場観は、一朝一夕で身につくものではありません。
実際の価格や相場を一定の条件で調査し、それを定期的に追っていく必要があります。 

私の運営する不動産経営塾では、相場観を掴めるようにしっかりとサポートしていきますよ。

2,シミュレーション

不動産投資で失敗しないためには、リスクを知り、正しいシミュレーションを行うことが大切です。

不動産経営塾では7大リスクをお金に変換して、36年間もの長期間のシミュレーションを行います。

様々なリスクを加味したシミュレーションを行うことで、誰でも安全な不動産投資を可能にしています。

3,人間力

3つ目に必要なスキルは「人間力」

人間力とは

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

引用：人間力戦略研究会報告書

簡単に言うと、人間力とは「社会で生きていくための力」

目標を持ち、意欲的に学び続ける姿勢を大切にし、他者を尊重しながらコミュニケーションを取ることで人間力を磨いていきましょう。

人間力を高めることで、不動産投資で何か困ったことがあっても誰かが助けてくれるはずです。

「人間力」については不動産経営塾では特段お伝えはしません。
しかし、不動産経営塾での学びや他の塾生とのコミュニケーションが人間力を磨くことに直結します。

不動産投資の成功には正しい知識を身につけることが大切

不動産投資=難しそう

そんなイメージを抱いている方も多いと思います。

しかし、不動産投資に難しい資格は必要ありません。

正しい知識を身に付け、ご紹介した3つのスキルを高めていけば、誰でも不動産投資で成功する可能性があるのです。