不動産投資は宝探し!プロはこう見る。 選球眼を養うための事例集⑪ (まとめ)
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最後は「判断力」がものを言う
これまで色んなケースを紹介してきました。それぞれの事例に特徴があり、ポイントを押さえて参考にしていただければと思います。
とくに初心者の方であれば、つい利回りばかりに注目してしまいがちです。たしかに利回りは不動産投資の意思決定において重要なポイントなのですが、それだけで購入判断ができるわけではありません。
むしろ、「利回り」という基本をクリアした上で、どのような利点があるのかを見極められるかが勝負どころとなります。それぞれの物件において、どういった点に着目するべきなのかは、事例の中で紹介したとおりです。
中でも意識していただいたいのは、物件の「裏側」にある情報です。資料からわかるのは、物件に関する表面的な情報でしかありません。それらは判断材料の1つにはなるものの、決定打にはなりにくいのです。なぜなら、誰もが閲覧できるからです。
もちろん、優良な物件にいち早く出会うことを目指し、たくさんの物件を閲覧するというのは大切です。不動産投資は足で稼ぐことが求められているように、できるだけ多くの優良物件を見つけることが、勝率を高めるポイントであることは間違いないでしょう。
ただ、出会える物件には限度があります。とくに自分で物件探しをするのであれば、使える時間も労力にも限りがあるはずです。だからこそ、出会えた1つひとつの物件から、その裏側にある魅力を掘り下げられるスキルを身につけるべきでしょう。
表示されている利回りはどのように変化するのか。サブリース会社を使うとどうなるのか。
リフォームやリノベーションの余地はないか。金融機関の評価はどうか。買い手は見つかるのか。入居者属性はどうか。インカムゲインとキャピタルゲインのバランスはどうなのか。それこそ、検討するべき要素は無数に存在しています。掲載した事例から、そういったことを肌感覚としてつかんでみてください。
情報を得て仮説を構築する
多くの物件情報にふれていくと、やがてそれぞれの物件ごとに仮説を立てられるようになります。仮説とは「その物件ならではの勝ちパターン」であり、それを見極められるようになるということです。
不動産投資の上級者であればあるほど、仮説のバリエーションは豊富なはずです。基本的な客付けのテクニックや、リフォームやリノベーション、借り換えや資金繰り、サブリース会社の活用など、使える武器をたくさん持っているためです。
そのように、使える武器がたくさんあれば、どこにあるどんな物件でも勝ちに向かうことが可能となります。そのうち、シミュレーションをしてとくに勝ちやすい物件を見極めることができれば、高い勝率を維持することができるでしょう。
あとは、さまざまな物件情報を見ながら、学び続けることです。まったく同じ物件は世の中に2つとありません。だからこそ、1つひとつの物件に対し、どういう投資判断が可能なのかを考えることが求められるのです。
その点、不動産投資とは「応用問題」の連続であると言えます。公式と解答がセットにではなく、人によって使う公式が違えば、導き出される答えも異なります。応用力があれば、誰もが見向きもしない物件でも勝負が可能です。義務教育をはじめとする学校教育では、公式と解答がきちんとありました。しかし、社会に出てからは個々の状況にそれぞれ対処するしかありません。誰かの意見を参考にすることはあっても、最後は自分で判断するということを忘れないようにしてください。
見えない情報を見るために
少ない事例しか見ていないと、投資に対する判断力が醸成されません。とくに、他人から言われたまま投資をしているようでは、いつまで経っても実力は身につかないでしょう。だからこそ、多くのケースを見ておくことが大切です。
とくに、表面的な情報だけでなく、その裏側にある情報を探ってみることが大事です。そういった活動をくり返していくと、やがて見えていなかったものが見えてきます。そしてそのような情報こそ、他人に差をつける要因になるのです。
これらの事例を見るなかにおいて「自分とはまったく視点が違う」と感じられるケースがいくつかあったと思います。そのような視点を得るには、とにかく情報にふれることです。それもできるだけ生の情報がいいでしょう。
もちろん、自分で物件情報を見つけ、不動産業者から話を聞き、実際に現場を見るという活動がその基礎となります。あるいは不動産投資に関する勉強会に参加したり、セミナーで話を聞いたりすることなども効果的でしょう。
いずれにしても、不動産投資は短期的に収入を得て終わりというものではなく、持続的な活動の中で資産を形成していくタイプの投資です。そのために必要なのは、短期的に勝てるためのテクニックではなく、継続できるスキルなのです。
次に紹介する3つのスキル「相場観」「シミュレーション」「人間力」はまさに、継続して不動産投資で成功するために不可欠なものとなります。
ポイント
1.不動産投資において「利回り」は重要だが、それだけで購入を決めてはいけない。
2.物件ごとの「勝ちパターン」を見極められる知識と判断力を身につけよう。
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